青柳ひづるワークショップ・クラス情報

発表会のこと

昨年、八王子の子どもたちと共に創った春の踊り。
それが思っていた以上に美しいものになったので、
その発表会が終わった時点で、これをもう少しつめたものを
またやってみたいな、と。
なので、当初はそれをベースに今回の発表会をしようかな、と思っていました。

でも、いざ子どもたちを前にしてみると・・・・・・・
相模湖の子たちは相模湖の子たちでもっているものがあり・・・
自然と踊ってもらおうかな、と思うものが変わっていきました。
一部、昨年つくったものも入ってはいますが、
出来あがってみれば、今年は今年の作品が生まれていました。
まぁ、それが自然なかたちだったのでしょう。

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~Spring Dance~
  1.「春に祈る」(種まき)
  2.「春を祝う」
  3.「虫たち」 
    ①蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)
    ②出会いと対話
  4.「渚にて」
  5.「雲の民」
  6.「春一番」
  7.「春告鳥」
  8.「森の秘密」
  9.「出発」


作品は、私も構成・振付していましたが、
子どもたちそれぞれが感じたこと、考えたこと、振付、も多く取り入れていました。
子どもたちがなにげなく踊ってくれたものや動き、から
私がインスピレーションをもらい、シーンがうまれたことも。
いくつかの候補曲の中からではありますが、
自分の踊る曲をその子自身で選曲したところもあります。

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これは今回の小道具の一つで、これを持って踊るシーンがありました。
倒木から、庭の木から、頂いてきました。
そして、保護者の方が花束ならぬ枝束にしてくださいました。

木は生き物だということ、だから木にお願いしてもらってきたということ、
そしてそういうものを踊りのためのお道具として
使わせてもらう時の扱い方・・・・・・・
子どもたちのやりたいこと、自由な発想で、・・・とはいっても、それだけではなく、
こういうところはどうしても大事にしたいことの一つです・・・。
それは・・・なぜだか私自身がそういう方々と出会ってきているから・・・
そしてそれはやっぱり踊る時には大切なのだな・・・と
私自身が思うからです。

でも何度かそういうことを話していたら、
子どもたちもそういう感覚を理屈抜きに理解してくれるようになり、
音出しを手伝ってくださった私の踊りの先輩や、舞台、客席空間などの場にも、
本番前にみんなで「よろしくお願いします。」と挨拶をしたのですが、
そういうことの意味もす~っと、とても素直に受け取ってくれました。

自分たちが踊る場のお掃除、場作りも
保育園の子も、小学生も、中学生も、大人も、
みんなで楽しんでやりました。


衣装合わせ中・・・
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そして、踊る前にはみんなで外に出て
風を受け、鳥になり、木々と雲を眺め・・・・・・
エネルギーを頂きました!

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こちらは小道具置き場。
中央の2本の棒は桜の木の枝で、
私の木の枝コレクション(笑)の中から貸しました。
まっすぐに加工した棒もあったのですが、
棒の踊り(「春を祝う」)を踊る二人が
このそのままの枝がいい!とこれを選びました。


そして、終演後には、一番初めの演目「春に祈る」(種まきダンス)を
客席から見守っていて下さった、子どもたちや大人の方とも共に踊りました!
出演メンバーの子どもたち全員がリーダーになって踊りを伝え、
よちよち歩きの子どもの手を取って、
みんなで大きな輪になって。
たくさんの見えない種と苗を植えました。
踊ってくださって、見守ってくださって、ありがとうございました!


それにしても、春を祝い、喜び、
種を蒔き、苗を植え、光を集め、木を育て、祈る、・・・・・・・・
そんな踊りをしていたら、
発表会が終わったら、
急ににょきにょきと草たちや木々が育つ時期になってきたなぁ。
みんなが踊ったから、かな笑。

なんだかそんな葉っぱたちも
さらに愛おしく見えるようになった気がしました。

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発表会、終わりました!

ダンスクラス「星のたね」とワークショップ「ひとつぶの種」合同発表会、
無事、終了いたしました。

小さく大きくいろいろなことがおこった数日。

ちいさな場でのできごと

そして日本で、世界で、
いろいろなことが、今も起こり続けている。

どうにかできることもあれば、どうにもできなくて、
ただただ受け止めるしかなく、
でもすんなり受け止められることばかりではなく、
途方に暮れ、ただただ祈ったり、する。


それでも、子どもたちというのは、
・・・なんというのか・・・・・存在まるごと希望だ。
それはピュアで美しく、まるで天使のようだ、みたいな・・・
そんなきれいごとみたいな意味だけで言っているのではなく、
いろいろな欠けていることとか、
無知や未知な、そういう余白部分も、秘めたものも、
全部全部含めて・・・・・・だ。

そして、子どもの中には生命力がいっぱいだ。
というか、生命力そのものだ。
子どもの姿、気配、声、笑顔・・・・・・・
ただそれだけのものに、
実はなにげなく助けられたりしているような気がする。
そんな力がもうすでにいっぱいいっぱいあって、
大人がやることがあるとすれば、その力を信じること・・・
なのではないか、と思ったり、する。


私は今までいろいろなカタチで出会ってきた子どもたちすべてから
いろいろなことを教えてもらい、いろいろなことを考えさせられ、
いろいろな力をもらってきたと思う。
いっぱい感動させてもらってきた。

だから、今こんなことができている。


今、巡り合えている子どもたちと創ることが出来たこの場は、
今、巡り合えている子どもたちとだけではなく、
そんな子どもたちの力と共にできている。


そんな場で、子どもたちはいきいきと踊り、
ちいさな光を灯してくれたように思います。
ありがとう。


そして、ご理解・ご協力くださっているご家族の方々、
(いくらやりたくてもこれなくしてはできません。本当に感謝。)
ご協力くださったすべてのみなさま、
見に来て下さった方々、支えて下さっている方々、

そして、場や木々や雲や空や・・・・・・・・・・・・・
踊りの場を創ってくれたすべてのものに感謝。

ありがとうございました。


これからもそんな場を創っていきます。

プロフィール

ひづる

Author:ひづる
青柳ひづる。

ダンサー・舞踊家。

幼少より踊り続ける。

8歳よりクラシックバレエを始める。

2004年~2006年ゆりバレエアカデミーにて小学1年生から大人までのクラスを担当。

その後、コンテンポラリーダンス、創作舞踊、即興、神楽舞、身体技法などを学ぶ。

2007年よりフリーでの活動を始める。

2008年より音楽ボランティアネットワーク「音種♪」に踊りで参加。

2009年より「ケイタケイ's ムービングアースオリエントスフィア」、障がいのあるないに関わらず表現活動をするグループ「月の石」の活動に参加。

2009年5月~8月 あざみ野ダンスクリエーション for youthにて伊藤キムのアシスタントを担当。

2012年8月よりアートワークショップ「ひとつぶの種」始動。

2013年春より町田市青少年施設にて子どもの為の創作ダンスワークショップを不定期で開催。

2013年秋より障がいをもつ子どもたちの支援施設にてダンスプログラムを担当。

2015年5月より相模湖にてダンスクラス「星のたね」を開始。


他、様々なジャンルのアーティストとのコラボレーションや、音楽家との即興ライブ、ワークショップアシスタントなど色々。障がいの有無に関わらず表現するグループや、子どもたちと踊る活動、などにも多数関わる。

出会いや、流れや、なにか、に導かれ旅をしながら様々なところで踊っている。

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